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【ヘタリア】周波数0325【APH】

第47章 『臨時ニュースをお伝えします。』


「機器類が正常になりましたので、あとはもう大丈夫です。我々にお任せください」

「ありがとう、頼んだよ」

医療機器が誤作動を起こし続けたせいで、マシューの容態は安心できないものになっていた。

“異変”のもとでは、「国だから」とか「ひとではないから」といった理由付けがむしろ恐ろしいものになっていた。

国民に、そして国自身にどんな影響を及ぼすかわからないからだ。

特に、あのゴーストタウンで負った傷であれば。

――けれど、

「公子さんですよ、きっと」

菊が、ささやくように言った。

「世界中で起きていた誤作動が、一斉になくなったんです。そんなことができるのは公子さんだけです」

「あのとき、俺は……」

「ええ、“異変”のせいで公子さんがマシューさん撃つ幻覚が見えていたのでしょう。意識障害のひとつ、幻覚。“アメリカ”が、最初に分析結果を発表してくれましたよね」

菊の言葉に、アルフレッドの記憶が呼び起こされる。

マシューが消えて、それを追いかけていったら、いつの間にか謎の“廃墟”にたどり着いていた。

人も、動物もいない。

人類が滅んでしまったあとの、脱け殻の街並み。ゴーストタウン。

そこで、アルフレッドは見た。



公子が、マシューを撃つのを。



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