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【スイートルームの眠り姫】学園の眠り姫

第4章 記憶


「…今まで、一人にして
すまなかった」

なんで、亮が謝るの?
亮はなにも悪いこと
してないじゃない。

「亮……」

少し落ち着きを取り戻したと
わかった亮は腕の力を緩めてくれた。
私は少し体を後ろにひき、
目と目を合わせて話せる距離に顔をひく。

今知りたいことは1つしかない

「亮は私の何?」

1枚目の写真。
男の子と女の子の赤ちゃん。

2枚目の写真。
母と男の人が仲よく写っている。

そして亮は私を抱きしめて謝る。

亮はそのあとも何も言わずに
私を抱きしめていた。
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