第1章 社長令嬢
東京に建てられた
大きくて綺麗なビル…
かと思えば、学校。
シャトー・エピヌ学園。
通称"超最高級お金持ち学園"
――――人々はそう呼んでいる。
そりゃあそうだ。
大きな門を通れば、自動ドア。
中に入れるのは関係者だけであって
説明会でも別に建てられたところ、
といっても綺麗な特殊なガラスを使った
ガラス張りのビルで行われる。
まさに、"超最高級お金持ち学園"だ。
「私がこんなところに通うなんて…」
そう。
なんでこんなところにいるかというと…
…――――先週…。
私は人生が変わった。