第10章 THE HAPPY END

「…んな声出されて、やめられるわけねーだろうが」

「そういうこと、言わないで…」

「バカ。そういうのが可愛いって言ってんだよ
だから、もっと聞かせろ」

「っ…いじわる、ぅっ…」

こんなに甘い言葉をくれるなんて、反則だよ

誠二くんの手が脚をすべり、
今までよりもずっと強い刺激が、
身体中を走る。

「…あっ……」

絶え間ない刺激に、
自然と漏れる声を抑えきれなくなる。