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【スイートルームの眠り姫】学園の眠り姫
第7章 双子の結末
ホテル玄関口。
「おじいちゃんのところに
ついてきてくれてありがとう
その…また行ってもいい?
秋月の家に」
「なにを当たり前のことを言っている
いつでもこい」
ふっと微笑んだ。
それにつられて私もふっと微笑んだ。
「ありがとう…お兄ちゃん」
"お兄ちゃん"
その言葉を発した途端亮は
赤面しうつむいた。
「あれー!亮が照れてる!」
「…うるさい…」
「可愛い~」
「うるさいといっている」
そんな怒った口調でも亮の顔は
少し赤らんでいた。
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