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【スイートルームの眠り姫】学園の眠り姫
第7章 双子の結末
「売る、だと?
なんでそんなこと」
「売るという表現は間違っている、が…
見たところ桐嶋企業は儲かっている」
後日、懐かしき人、
景斗を家に招き入れた。
「でも跡取りがいない、というところだな」
「だからといって、そんな簡単に!」
桐嶋は必死になっていたが
俺は決心をかえなかった。
自由で幸せな暮らしをしてほしい。
ただただそれを願って。
3000万の融資と引き替えに
環奈を授けた。
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