第2章 「かっる〜く見られて」: 白澤 : メール・涙・ハグ
桐花は、部屋から小箱を持って来た。
桐花「はい、桃くんの分。」
桃「え、俺に?」
桐花「義理だけど、受け取ってよ。」
桃「ありがとうございます。」
桐花「あれ?桃くん、仙桃採りに行く時間じゃない?」
桃「あ、本当だ。行ってきます。」
桐花「いってらっさい。」
桃太郎は、籠を担ぎ極楽満月を出て行った。
白澤「桐花ちゃん、」
桐花「ん?」
白澤「僕にはチョコ無いの?」
桐花「無い。」
白澤「何で⁉︎」
桐花「いや、義理すら勿体無いなと思って。」