第2章 「かっる〜く見られて」: 白澤 : メール・涙・ハグ
極楽満月
いつも通りの仕事に励む、桃太郎。
椅子に深く腰掛け、携帯と睨めっこしている、白澤。
白澤「う〜〜〜〜〜ん…ん〜‼︎」
桃「さっきから何ですか?呻き声なんか上げて。」
白澤「桃タローくん、今日が何の日か知ってる?」
桃「今日?……あ、バレンタインデーですね。」
白澤「そう!バレンタインデーなんだよ。なのに、今日誘うと悉く振られるんだ(泣)」
桃「いや、なのにの意味がわかりませんが…」
白澤「僕だって、チョコ貰いたいよ〜。」
桃「白澤様って、チョコ好きでしたっけ?」
白澤「普通に好きだけど、そういう話じゃなくてね⁉︎女の子から貰いたいんだよ〜。」
桃「………」