第8章 それは、善悪逆転する。

俺「ふぁ～・・・。」
ミラ「ふふっ。レン眠そうね。」
俺「仕事でまともに寝てねぇんだよ・・・。でもこの後も予定が入っててなー・・。」
ミラ「？別の仕事入れるの？？」
俺「いや、俺の用事。」
ミラ「あら、デートかしら？」
俺「んー・・・迎え、かな。」
ミラ「迎え・・・？」
シロ「レンーそろそろ出ないと間に合わないよー？」
俺「おぉ。んじゃ、紅茶ごちそうさま。行ってくるよ。」
ミラ「いってらっしゃい。気をつけてね。（ニコッ」





























ルーシィSide――――――



グレイ「こんな危険な作戦に一人だけかよ！？」
ルーシィ「ちょ、ちょっと！どんだけヤバい奴が来るのよ！？」
「あ、おい。走ったらこけるぞ。」
「大丈夫です・・・！きゃっ！」つるっ
「言っただろ。こけるって。」ひょいっ
「あ、ごめんなさい・・・。ありがとう・・。」
エルザ「・・・この声は・・。」
ナツ「レン！？・・・と、誰だ？」
俺「ん？・・・あれ、これ妖精の尻尾も参加してたのか？そんな事マカロフから聞いてないんだけどなぁ・・・。」


・・・えーっと・・？


ルーシィ「お兄ちゃん・・・？その、お兄ちゃんの後ろに隠れてる子は・・・一体・・？」
ハッピー「ハッ）まさか・・・隠し子！？」
俺「俺は一体何歳で親になってんだよ。・・俺の後ろにいるのが化け猫の宿から参加する、ウェンディ。・・・ほら、挨拶は？」

ウェンディ「ケ、化け猫の宿から来ました・・・ウェンディ・マーベルです・・・！宜しくお願いします・・・！！」

リオン「・・・女？」
ルーシィ「子供・・・？」
一夜「お、おこちゃま・・・？」
エルザ「驚いたな・・・その子が。」

ナツ「というより・・・何でレンがここに？」
俺「？見たまんま、ウェンディを送ってきただけだが？」
ウェンディ「え・・・！？レンお兄さんは参加しないんですか・・！？」
シャルル「・・・アンタ、こんな中ウェンディを置いて帰るわけ？」
シロ「シャルル、レンがここまで送ってくれなかったらたどり着けなかった事を忘れないでよ。」
シャルル「分かってるわよ。」