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輝やく闇【男主】

第8章 それは、善悪逆転する。






「絶対神、レン・ディオグランツ。」


俺「・・・俺の意見はかわらねぇ。ジェラール・フェルナンデスはお前達には渡さない。」
「・・・あの凶悪犯を野放しにするつもりか。」
俺「凶悪犯じゃない。ジェラール。」
「何故そこまであの者に手を貸す?」
俺「ジェラールの罪じゃない罪をジェラールに被せてるお前らがいるからだ。」

「何だと?」
俺「いい加減にしろよ。善悪の見極め以前に人間として間違ってる。」
「我らが間違っている、と?ふざけた事を・・・。」
俺「人間が間違ってない事なんてあるのか?」
「・・・絶対神様、我らはこの魔法界の治安をよくするために存在しています。以前に罪を犯した罪にn・・・ジェラール・フェルナンデスは捕えられるべきだと判断したまでなのです。」
俺「何を言われようと意見は変わらない。








正式に絶対神として命ずる。ジェラール・フェルナンデスを捕える事、抹殺する事を禁ずる。俺がいなくなってもだ。これに反した者には制裁を。・・・しばらくは俺がジェラールを監視する。これならいいか?」


「「「かしこまりました。絶対神様。」」」



俺「・・・じゃ、それで話通しといて。俺は妖精の尻尾に帰る。」
「馬車を用意させます。しばらくお待ち下さいませ。」
俺「別にいい。歩いて帰る。」
「かしこまりました。・・・お気をつけて。」
























ダリア「あ、お帰りなさいませレン様!ジェラール様なら今レン様のお部屋でお風呂に入られてますよ。」
俺「サンキュ。シロは?」
ダリア「まだ眠っておられます・・・。」
俺「そうか・・・。」
ダリア「・・・レン様。ジェラール様はずっとレン様のお部屋にお泊りに?」
俺「まぁ、そのつもり。記憶がないままじゃあ不安だろうし。・・・本人に嫌がられたら、また話は別だけど。」
ダリア「いえ、ジェラール様も嬉しそうでしたわ。嫌がっている気配はありませんわ。」
俺「・・・ならいいんだけど・・。」
ダリア「・・・レン様は、ご自分で思っている以上に素晴らしいお方です。そんなに下に見る事ありませんわ。」
俺「・・・ありがとう、ダリア。」

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