第1章 出会い
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「お腹空いてない?
お粥作ったから
食べなよ
あと、君の名前は?」
「ささき…しのです」
辛くて名前を伝えるだけでも大変だった
「しのちゃんか、よろしく」
私はその人の作ったお粥を一口食べた
勢いは良かったんだけど…
どうも食欲が…
「ごめんなさい…
凄く美味しいん
ですけど…
食欲がなくて」
申し訳ない!
本当に
料理上手なのに!
あ!
もしかして!
この間見てた
東京の3星レストラン
のシェフ特集に
出てた人かなっ?!
「無理して食わなくて
いいよww
ゆっくり休みなね」
「はい」
また眠りについた