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危険なルームシェア

第16章 本当の気持ち




今日の仕事を終え、家へと戻ってきた。


一足先に戻ってきたようで、ソレイユのメンバーはまだ帰ってきていなかった。


トップアイドルは大変だなぁ。


よし、みんなが帰って来る前にちゃちゃっとご飯作っちゃお!







30分経ち、料理が出来上がる頃


リビングの扉がガチャリと音を立て、開いた気がした。


なんとなくキッチンからリビングの方へ目線をずらすと、そこにはユウさんの姿があった。


『へ?』

珍しい光景に、つい心の声が出てしまった。


『なんだそのマヌケな顔わ』


『あ、あれ、ユウさんお仕事終わったの?』


アラタの顔が脳裏に浮かんで、まっすぐ目を見て話せない。


『まぁな、俺だけ先に終わらせてきた』

『そ、そっかぁ、、』

『お前今日一日変だったよな。なにか隠し事でもしてるのか?』


そういい、わかっているかのように薄っすら口角を上げている。


あたしの思ってることが全部筒抜けになっている気がしてならない。


私は目線を手元に戻した。







『で、、アラタとのキスはどうだった?』
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