第14章 ダブルデート?!
遂に、その日がやってきた。
カケルさんとは一緒に家を出たら不自然なので、別々に現地へ集合することにした。
行き先なんかは全部ソウタくんにおまかせしていて、ワイワイ楽しめる所ってことで遊園地に行く事になった。
私は先にクルミと会い、現地には一緒に行くことにしていた。
今、近くのカフェでクルミを待っているところ。
私のデートじゃないのに、少しオシャレしすぎたかも、、。
『れいなー!!!おまたせ!』
声のする方に顔を向けると、いつもに増して可愛いクルミの姿があった。
『可愛いなおい』
なーんかクルミもすごい気合い入ってんなぁ。
『ありがとう♡だってー、カケルさんに会うんだよ?!気合い入れるに決まってんじゃん!!』
ソウタくん可哀想、、(笑)
クルミ結構手強そうだよね。
カケルさん目当てで来ちゃってるもんなぁ、、。
『でもさ、れいなだって気合い入ってんじゃん!』
『私はそんなー』
『さては、、、ソウタ目当てとか?!』
『おいおい』
クルミちゃんそれはないだろーーーー!
まじでソウタくんに同情するわ(笑)
クルミって昔から鈍感娘だから、ちゃんと言葉にして言わないと絶対気づかないと思うんだよね。