第3章 登校ー絶対に渡さないー
「今日は転校生を紹介しまーす」
ざわざわ・・・
クラスがざわめく。
「転校生の鈴木楽斗です。家庭の事情で一時この学校にいることになりました。短い間ですがよろしくお願いします。」
「きゃあああああああああああ!!!」
女子がうるさい。
やっぱりがっくんはイケメンだったのか・・・
「席は・・・じゃあ小竹の隣で」
「!?」
「はい」
がっくんは私の隣に歩いてくる。
「えーーー!!!まいちゃんいいなーーー!」
「ああ、うん・・・」
その時、私は想像もできなかったの。
これから起こる出来事を・・・