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第3章 登校ー絶対に渡さないー
槁本先生サイド
・・・
俺は何をやっているんだ・・・
あの秀徳のヤツに手を引っ張られてるまいさんを見たらつい・・・
今やったことが学校側にバレたら、俺の人生は終わる。
けど、あいつにまいさんを取られたくなくて・・・
まいさんを混乱させてしまっていたら申し訳ない。
「トゥルルルル、トゥルルルル」
「わっ!なんだよいきなり・・・」
携帯の画面には
『着信 氷室紫吹』
「・・・っ!何で今ごろアイツが・・・!」
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