第2章 通学ー強すぎる愛情ー
「うぅーん・・・」
私は思いっきり伸びをした。
最近、嬉しい事だらけだけど
すっごい疲れる・・・
というか、あの女子に囲まれてる緑の人って・・・
やっぱりセンパイだ。
何でここにいるんだろう!?
とっさに身を隠し・・・
って時すでに遅し。見つかってしまった。
「まいー!」
周りの女子を退けながら、
こっちへやって来る。
「うわっ逃げ・・・」
逃げようと思った時には腕を掴まれてしまった。
「まい?どうして逃げるのだよ?」
「えっ!?いや、べっ別に!!!(汗)」
「よし、これからデートに行くのだよ。」
「はぁっ!?誰と!?」
「無論、まいとなのだよ。」
もう、頭が混乱してきた。
その時ー
「貴様、うちの学校の生徒に何してやがる」
聞き覚えのあるその声に顔を上げると・・・