• テキストサイズ

少女の思い少年の思い

第1章 好き




『やだ。。止まってよ。。功が来ちゃう』


好き。

好きだよ。

大好きだよ。


重い足を持ち上げ部屋に戻る

「ごめんね遅くなっ………て……」


『おそっ………すぎっ………さ、寂しかったん……だから』


驚いた功の目には涙をボロボロと流してる私が写ってる


「ふふ、そんなに寂しかったの?ほら泣かないで」


功に抱きしめられる。

暖かい。気持ちいい。


『功。好きだよ。』

「僕は大好きだよ。」

『じゃあ、私は……愛してる』

「そっか。ありがと」



”愛してる”とは言ってくれないんだね

いいよ、それでも。

大好きな貴方のそばにいれるだけで嬉しいから

たとえ私以外に女の人がいても


たとえ私に嘘をついていたって


たとえ私に愛してるって言ってくれなくたって


『功、ずっとそばにいさせてね』


ずっと、ずっと、功が飽きるまでそばにいるだけで



「もちろん。」







私は










それだけで幸せだから



/ 11ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp