第4章 相葉雅紀 × 元カレ
「好きです。俺と付き合ってください。」
超真顔でそう言われたときは、むしろ冗談なんじゃないか、と思った。
それまで知らなかったけど、彼はすごくモテるみたいで、女の子がいつも周りを囲んでた。
その女の子たちをはねのけて私のところにいつも来てくれてたから、期待はしてた。
でも、本当になると、実感がわかない。
「え、っと。私にだよね?」
「もちろん。」
「なんで・・?」
「あなたの笑顔がもっと見たいの。笑顔だけじゃなくて怒ってる顔も、いたずらするときの顔、真剣な顔、そしてキスの時の顔も(←笑)。でもね、見たくない顔が一つあるの。」
「なんですか?」
「泣いてる顔。」
「え?」
「絶対泣かせないから。俺と、付き合ってください。」
「・・はい///」
「やったーー!!!!」
「ひゃっ!?」
急に抱きつかれてびっくりした
「ありがと~・・・大好きだよ。」
「う・・うん」
「あなたも言って?」
「だ、大好き・・」
「俺もだよ♡」