第35章 松本潤 × 弟
「ただいま」
帰ると迎えてきたのは、弟の潤。
「おかえり、姉ちゃん」
「お母さんとお父さんは?」
「出張」
会社を経営してる両親は最近いろいろなところに出張し、家にいない。
必然的に私と潤は家に2人きりになる
「そっか」
「姉ちゃん」
私の腰に回されそうになる手を振りほどく。
「あぁー疲れた。夜ご飯食べた?」
「食べたよ。」
手を振りほどかれたのが気に入らないのか、少し拗ねてる
「私ももう食べたから。お風呂入るわ」
「一緒に入る?」
「ばーか」
いじわるそうに笑うと、キスされた
私たちは姉弟。
でも、そういう関係。