第31章 二宮和也 vs 櫻井翔
「やっほー」
「櫻井さん!昨日は本当にすみませんでした!」
「いや、大丈夫だよ」
「よかった~。で、話ってなんですか?」
「あ、あのね…同じ部署だし、仕事仲間だからさ、自分勝手な気持ちでいろいろめちゃくちゃにしたくなかったんだけど…好きです」
「え!?」
「君が、好き。」
「櫻井さん…」
「返事は、まだいいから」
「でも…」
「あ、社長コールだ。じゃ!」
「え、あ!櫻井さん!」
行っちゃった…
でも、櫻井さんが私のことそんな風に思っててくれたなんて…
「『私、櫻井さんのこと、好きになっちゃったかも~!』とか思ってます?」