第28章 二宮和也 × 先生
「先生」
「ん?」
私は、ブレザーを脱ぎ、Yシャツの上の二つのボタンを外した
「ちょっと…なにやってるんですか」
「私、魅力的じゃない?」
「え?」
「どんなに一緒にいても、どんなに深くキスしても、先生は私をそれ以上求めない。私って、そんな魅力ない?」
「そんなこと…」
「私、これでもがんばってるんだよ?なのに、先生には、私は魅力的じゃないの?なんで誘ってくれないの?」
「あなた、誘ってます?」
「誘ってるよ」
そう言うと、先生は私をお姫様だっこして、ベッドに連れて行く。
「先生…」
「あなたから誘ってこられたらガマンできなくなるに決まってるでしょう?」
この日、私たちだけの甘くて危ない『ヒミツ』ができた。