第20章 櫻井翔 × 文化祭 委員長
「…ありがとう。でも、そんなことないし、恥ずかしい…」
「なんで。似合ってるのに。」
「そんなこと言って…」
櫻井…翔くんの執事姿は似合いすぎていて言葉にならない。
「あぁ、この格好?いや~恥ずかしいな~」
「に、似合ってる!すごいかっこいい!」
はっとする
思わず言ってしまった…恥ずかしい…
「え…あ、ありがとう。」
彼のが真っ赤に染まる。
ねぇ、それって期待していいの…?
「翔く…「シフト、終わったら一緒に回る?」
「え?」
「話したい、ことがあるんだ。」
「う、うん」
「だから、がんばろ?」
「はーい…」
お互い、顔を真っ赤にしながら接客に出る。
たまに、目を合わせて微笑み合ったことは、私たちだけのヒミツ。