第15章 大野智 × キケン
「おじゃましにゃ~す」
「どうぞどうぞ~・・って寝てるし!」
酔ってたせいかな~と思って様子を見てみる。
「ふふふっ・・・かわいい寝顔♡・・あ、毛布持ってこーよお」
そう言って寝室に入っていく。
「う~んと、あ、これでいいかな?」
そう言うと急に押し倒された。
「え、ちょっ・・なに!?」
「捕まえた♡かわいいと思ってたんだよ?」
「やめて・・」
「やめてほしいの?」
急に『男の顔』になる
「やめて・・ほしい」
「そんな色気たっぷりの顔で言われちゃ効果ないなぁー」
そういって彼が私を抱き寄せる。
「指輪・・奥さん・・」
「あ、あぁ・・」
そう言うと指輪を外して棚の上に置く。
「今日は、あなたのものだよ?」
そう言ってスーツを脱ぎ始める。
その仕草が色っぽくて、つい見とれてしまう
「その視線、エロいなぁー誘ってんの?」
「誘って、ません・・」
そうふてくされてみると急に服を脱がされた。
「大野さん・・」
「智、って呼んで。」
私の服を脱ぎ終えると
上からキスが落とされる。
耳にキスをすると
「ひゃっ」
「お、弱点発見♡」
私の耳を甘噛みし始める。
それが、気持ちよくて、私は彼の世界に引き込まれていった・・・