第8章 体育祭 ー洛山高校、降臨ー
宮地side
気に食わねえ……。
優奈の隣に赤司がゆうゆうと
座ってるのが、実に気に食わねえ!
……まあ、俺の隣にコイツがいるのも気に食わねえがな。
実渕「アラ、どうしたの清志ちゃん?」
宮地「うっせえ!つーか俺年上だし下の名前でちゃん付けんな!」
実渕「もーう、清志ちゃんたら、おませさん」
高尾「おませさんッ!」
宮地「うわおうっ!?」
高尾「どーもー!」
優奈「高尾!どうしたの、ここ本部だよ?」
高尾「遊びに来たんだよ、二人がどうなってるか気になるし?」
宮地「な、なんもねーよ!」
顔が一気に赤くなるのが、自分でもわかった。
高尾「さあねー。じゃ、真ちゃんのお母さんに挨拶してくるから、後でな」
優奈「了解」
その時、何かがものすごい勢いで高尾に向かっていった。
実渕「アラ、久しぶりネ」
高尾「ぎゃあああああ!?真ちゃん助けてええ!」
実渕にホールドアップされ叫ぶ高尾だが、残念ながら緑間はここにいない。