第17章 *事件解決*
(火)「それにしてもこの2週間
なんかあっという間だったな…」
「そうですね 主にバスケしかして
ませんでしたけど」
「でも私楽しかったよ 皆が嬉しそうに
バスケしてるの見てて」
前までは画面の中でしか見たことない
彼等のバスケ
それもまだ和解する前のバスケで…
でも生で見たとき、純粋に凄いと思った
いきいきとした皆の表情
黒子君のパスに、火神君のチームに適した
プレイ 高尾君のホークアイに、緑間君の
3P ローテーションしてバスケするから
黄瀬君と黒子君のコンビネーションや
普段見られないコンビのバスケ…
見ているだけでも楽しかった
「あ~…それにしても眠い…」
(高)「笠松さんもっすか?」
そう言われると眠い
「理彩~…」
私は理彩にくっつく
私がこうするときは誰かに甘えたい時だ
「っ、吃驚した もしかしてあれ?」
無言で頷く
「どうしたんッスか?」
「たまーに香奈 誰かに甘えたい時
があって香奈の場合、その人にくっつく
とかゆっくり過ごすって意味なんだ」
「へえ~…」
「でもうちこれから勉強しなきゃだから
誰か変わってくれない?」
その言葉に反応する人数人
「えっ!マジッスか?」
「…。」
「黄瀬君は却下
誤って香奈を襲いかねないから」
「ちょ!ひどい!」
「緑間君と笠松さんも抜かして…」
その言葉を聞いていた私は手をあげる
「どしたの?香奈」
「赤司君がいい」
「え…赤司君ですか?」
「…赤司君、お願いしてもいい?」
「俺は構わないよ」
「え、ちょ!赤司っちッスか?」
「本人がそういっているからね…」
「…。」
(紫)「まさか黄瀬ちん… 香奈ちんのこと…」
「黄瀬君? 安心して? 私黄瀬君のこと
好きだから」
(黄)「えっ!?」
「人として」
「……」
(黒)「黄瀬君ドンマイ…」
「ま、まあ…そういうことで赤司君お願い」
(赤)「ああ」