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集合【黒子のバスケ】

第16章 * 西野財閥 動き *


そして、私達はその後詳しい話を聞いた

「…まとめると、裏で密かに動いている
西野財閥は、何らかの目的の為に
子供達を誘拐した可能性が高い

そして 少し裏社会と繋がっている
可能性が出てきた
でも、西野財閥が裏で何をしているのか
そこだけ分からない …ってこと?」

「ええ…」

「…お父さん、なんで」

「…え?」

「調べたんでしょ?なんで少女ばかり
行方不明になっているのか」

「ああ…だが…」

「お願いします!詳しく聞きたいんです!」

理彩が強く促す


「…覚悟は出来てるみたいだね

……西野財閥は、私達が理彩ちゃんを 引き取った後別段怪しい動きはなかった
だが数ヵ月前一人の少女が行方不明になった」

「…佐野莉歩 一般家庭の娘…」

「ああ…それから時々少女達が
行方不明になった そして、最近
野塚財閥が経営する児童施設の
子供達が行方不明になった それも
全国各地の 施設にいる少女達が…」


「…そして、誘拐した少女達の
顔を見て、"おかえり愛しの娘よ"って
いうらしい」

「…っ、」

「…愛しの娘… 」

理彩を引き取ってから何も異常は
なかった だけど、最近の少女行方不明
そして、その言葉… つまり…

「少女達を自分の娘と思ってるってこと?」


「恐らく」

「…なら早めにこの件を解決しなければ
ヤバイかもしれない…」

(笠)「野塚 それって…」

「たぶん、娘がいなくなってから
誘拐が頻繁に起こっていることを
考えると、その少女達を娘と思い
誘拐を続けている…
つまりは早く止めないともっと
ヤバイ事態になるってことよ」

(火)「…なんだよそれ!」

「…ねえ、彼等を連れてきたのは
もしかして狙われてるから?」

「香奈は相変わらず鋭いね
ああ、その通りだ …君達は何らかの
理由で狙われている」

「…だから、君達の身を守るために
ここに連れてきたのよ」

「…この件が片付くまで
ここにいるってこと?」

「ええ」

(赤)「わかりました」

「赤司!?お前…!」

(赤)「こうなったら俺達はここにいる
ことしかできない 財閥どうしの問題は
当人達でやるしかない それに、首を
突っ込んで自滅でもしたら元も子も
ないだろ」
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