第15章 ＊お仕置き？ いえ、頼みごとです＊

－ チャリア side －

「真ちゃん、後半分だな」

「そうだな…草刈りは意外と疲れるのだよ
それに…鎌なんて初めて使ったのだよ」


「えっ？ まさか真ちゃん
除草機でやると思ってたの？」

「む？違うのか？」

「ぶはっww …www
普通は草刈りするとき鎌だけで刈るんだよ
だから普通、こういう
手袋をつけるのは珍しいんだぜ！」


「そうか」

「香奈ちゃん、そういう気遣い本当
スゲーよな？ この前わざわざ買った
んだと！俺達の手が傷つかないように」


「……」

「ほら真ちゃん 後半分頑張ろうぜ！」

「ああ……」

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－ 香奈side －

後2kmちょい… …？

「あれ…？こんな所にストバスあったんだ」

(笠)「ホントだ…」


…皆バスケやりたいはずだよね
だってもう何日もやってないし…

「…ん～ボールないか…よし今度やろ？」


「もしかしてストバスですか？」

「うん …折角見つけたのに
やらないのはもったいないよ」


(赤)「そうだね」

(紫)「……うん」

むっくんも少しだけ嬉しそう
本当はバスケ好きだもんね

……。

「おっ！香奈ちゃんお帰り！」


「お帰りなさい」

「ただいま」

「高尾くん達もお疲れ様
皆シャワー浴びておいで」

(紫)「ん～」

「…理彩ただいま」

「お帰り」

「今日は私が洗濯と片づけやるよ
たまには理彩がご飯作りたいでしょ？」

「本当！？ …何作る？」

ん～… 黄瀬君達は疲れて帰ってくるし
でも栄養のあるもの…

「理彩に任せる
けど栄養のあるもので疲れてても
ちゃんと食べれるもの。お願いしていい？」

「了解！」

…さて、洗濯しよ

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"ｶﾞﾁｬ"

「ただいまッス…！」

(赤)「お帰り」


(高)「宮地さんお疲れ様です！」

(宮)「あ？ああ」


「宮地さん、黄瀬君、火神君お帰り」

「黄瀬君お帰りなさい」

「黒子っち～！香奈っち～！
疲れたッスよ！」

「離してください、黄瀬君」

「冷たいッスよ！黒子っち！」