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集合【黒子のバスケ】

第14章 * パーティー *


「よく知ってるわね、赤司君
そう、男性はスーツ 女性はドレスが
基本なの」


「ちなみにこのパーティーは
男女の比率が片寄っていてね…
女性があまりいないよ

女性は3割ってところかな」


「ふふっ、あとマナーはそんなに
厳しくはないわ 普通にしていれば大丈夫よ
だけど、問題を起こしたりしたらダメよ」


(赤)「…そうですか。
けど心配なのがこの2人です」

赤司君は黄瀬君と火神君を見る


「俺達ッスか? 大丈夫ッスよ!」

「そうだぜ!」


(紫)「赤ちんが言ってるのは
マナーのことじゃないと思うけど…」


「じゃあなんスか!?」

「礼儀とか作法のことじゃない?」


(赤)「ああ、そうだよ」

「礼儀、作法…」

「つまりTPOのことよ」


(火)「TPOってなんだ?」


「…はあ!?」

「お前それくらい知っとけよ!
基本だぞ!」


「…火神君がそこまでバカだったとは…」

(高)「ぶふっwwwwww」


「……TPOって言うのは、
時と場所と場合って言う意味
それらを英語にすると、
Time Place Occasion になるの

Timeは時間 Placeは場所 Occasionは場合
TPOはそれらの頭文字をとった言い方よ

簡単に言えばその場に応じた対応や礼儀を
心掛けて行動しなさいってこと」


(火)「なるほどな…」

「黄瀬くんも分かった?」

(黄)「はい」

「さすが香奈 分かりやすいわ!」


「ありがとう、お母さん」

あ、もうこんな時間…

「香奈まだ時間あるから
休んでていいわよ
時間になったら呼びにいくから
そこら辺探索でもしてきなさい」


「分かった…皆行こう」

「あ!赤司君は待った
少しお話ししましょう」

「…? はい」


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

- 赤司 side -

「…それで、お話と言うのは…」

「大したことじゃないわよ
香奈のこと」

「香奈さん…ですか?」

「ええ… あの子のことどう思ってる?」

「…優しい女性だと思います
礼儀やマナー弁えていて、とても
素敵な女性かと」

「…そう …あの子のこと好き?」

「…!」
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