• テキストサイズ

集合【黒子のバスケ】

第10章 * 過去 *


「……うちと香奈が出会ったのは
香奈が13の時です その時の香奈は
今の性格とは全く正反対だったんです

人を見下して、バカにして…
なんでも諦めたような目をしてました
…例えるなら中学2年までの
黄瀬君のような」

「っ、」

「男なんて大嫌い、人が嫌い
けど表面上はいい人。
だけど心の中では人をバカにして

そして、なんにも楽しくない
本人はそういってました」

「その時のうちは、香奈が
モデルをやってるなんて知らなくて
…外見は根暗で 大人しくて

…香奈がモデルだって知ったとき
なんでそんなに暗いの?って聞いたら
学校で虐められてるって言ってました」


「香奈の家は財閥なんですが
学校では苗字を変えてて皆
気づかなかったんでしょうね

本当は優しくて、いい人なのに
皆はそれを見ようとせず、毎日傷が
出来るまで殴っていたそうです」

「だからその分家では何もないように
振る舞ってた 香奈の父母は
凄く優しいんですよ。けど香奈は
話さなかった」

「…高校入って、香奈は外見を
変えました 性格も明るくなってきて…
後から聞いた話だと、香奈が
腐ったときも、病んだときも
佐藤さんが支えていたそうです」

「……」

「香奈が"性行為"に反応したのも
香奈は高校入って慕われる反面
女子からの妬みも大きかったです

モデルで活躍している反面
部活でも活躍しているのが
大きかったんですよ…」

(黒)「部活?」

「…バスケ部です」

「っ!! ……バスケ…」
/ 133ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp