第4章 * 女の子には優しく *
"ガチャ"
ふわあ…眠い
(緑)「西野はいないのか?」
「理彩なら自室にいるよ
朝あまり眠れなかったみたいで
少し休んでる」
(緑)「そうか」
「…あ、何か飲みたいものある?
もうすぐお茶の時間だし 珈琲か紅茶で」
(赤)「俺は珈琲をお願いするよ」
「俺は紅茶お願いするッス」
「ボクも紅茶お願いします」
「俺は珈琲をお願いするのだよ」
(高)「俺も珈琲でいいぜ!」
(笠)「俺と宮地も珈琲でいい」
「俺は紅茶がいい~」
(火)「俺は珈琲お願いするぜ」
「分かった、少し待ってて」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「はい」
紅茶と珈琲を皆の前に置く
……それにしてもこの人達は…
「ねえ、理彩と話してたんだけど
明日皆の分の服や家具を買いに行こうと
思ってるんだけど…」
(黒)「えっ、でもお金が…」
「大丈夫、貯金があるから
そりゃ無駄遣いは駄目だけど
必要な物を買うくらいはいいでしょ?
貴方達の服とか買わなければいけないし」
「そうですね」
「…といっても、私もいつも暇な訳じゃないし、せめて2日ぐらいで済ませないと…」
(赤)「何か用事があるのか?」
「仕事がね、今日含め3日間お休み
頂いたんだけど、流石にこれ以上は
休めないから」
「なんの仕事してるんスか?」
「モデル…です」
「香奈さんモデルだったんスね
…確かに綺麗だし納得ッス…!」
(紫)「…ふ~ん」
「モデルでもこんなに違うんですね」
黒子君は黄瀬君の方を見て言う
「ちょ、ひどいッスよ!黒子っち~!」
「ぶふぉ 黒子ひでえww」
「煩いのだよ高尾」
少し和やかになったところで私は話を戻す
「これから夕飯の材料買いにいくけど
誰かついてきてくれない?」
「俺いく~」
むっくんか… 目立つし、
お菓子ねだりそう。ここは…
「ごめんね、むっくん
むっくんはまた今度」
「え~」
「黒子君、高尾君お願いしてもいいかな?」
「はい」
「おう!」