第3章 * 部屋決め *
次に3階へ向かう
「奥から、赤司君達が使う部屋
高尾君達が使う部屋、手前が
むっくんの使う部屋ね」
「お、こっちは結構広いッスね」
「ああ、そうだね」
「香奈ちん本当に1人で使っていいの~?」
「うん、むっくんは体が大きいし
1人の方が落ち着けると思ったんだけど…」
「ん~、ありがと」
皆それぞれ部屋を確かめてる
「さて、一度リビングへ戻ろうか」
(赤)「そうだな」
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「そういえば野塚さん」
「ん?」
「この家の構造ってどうなっているんですか?」
「どこに何があるかってこと?」
「はい」
「それは俺も気になってたのだよ」
「そうだね、一応伝えておこっか」
「まず2階 ここにはリビング、キッチン
さっきみた部屋が2つ、お風呂場(洗面所)
があるよ。 3階は部屋が3つと物置
そして、1階は客間、居間が1部屋ずつ
私の部屋は1階、理彩の部屋は3階に
あるよ。トイレは各階についていて、玄関は
1階と2階にある…こんな感じかな」
(笠)「へえ、結構広いんだな」
「そうかな…?」
…そういえば赤司君はこの家どう
思ってるんだろうか? 緑間君も結構
いい家に住んでるとかなんとか…
…それはさておき、家具や服
必要な物を買いに行かなきゃね
(火)「野塚?」
「…ああ、ごめんなさい。何?」
(火)「いや、深く考え込んでたみたいだからよ」
「少し考え事をね… 理彩少しいいかな?」
「うん」
「…皆何かあったら一階の居間にきて」
「ああ」
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--- 黒バス side ---
(火)「…なんかトントン拍子で事が進んでくな」
「そうですね。 ボクは火神君が
その言葉を知っていたことに驚きました」
「黒子てめっ!」
……。
赤司は2人のやり取りを横目に
何か考え事をしていた
「赤ちんどうしたの~?」
「いや、少し考え事をね」
「もしかして香奈ちんのこと?」
「ああ」
「なんか気になるよねー」