第11章 入院生活
先生
『明日からカウンセリングをはじめていきましょう』
翔
『お願いします』
先生が病室から出ていく
翔
『……あやちょっと待ってて??』
あや
『…………』
翔がノートを買ってくる
翔
『…よし!!』あやに優しく微笑む
あや
『………』不思議のそうな顔をする
翔
『…何処か痛い所ない??』話ながらゆっくりノートに書く
あや
『…………』大丈夫だよ!ごめんね??私の不注意で赤ちゃんがと泣きながら書く
翔
『あや!!そんな風に思ってるの?あやは何も悪くないよ…あの時押された??』
あや
『……』頷く
翔
『そっか…俺のせいだね……謝るのは俺だよごめんね??そもそもあやが刺されたのも今回の事も……あやは何一つ責任感じる事ないよ……』
あやを抱き締める
あや
『…………』翔くんが居てくれて良かったっと書き翔に見せる
翔
『……何でそんな風に思ってくれるの??俺と居るからこんな思いしてるのわかってる??』
あや
『………』翔君悪くないじゃん!!不注意な私のせいなのに……
翔
『それは違うってば……』
あや
『………』翔君は居なくならないで…っと泣きながら書く
翔
『!!!っ!あやそれでも俺と居たいの??俺と居て辛くない??』
あや
『………』一生懸命首を振り翔にしがみつく
翔
『!!あやありがとね…無理に喋らなくていいよ!!俺は絶対居なくならないからね……』
あやを抱き締め返す
翔
『あや…犯人探ししたい??』
首を振るあや
翔
『わかった……俺らは一歩一歩前に進もうね』
その日翔は病院に泊まりそのまま仕事へ向かった