第8章 発覚
翔
『…家に帰ろっか??』
あや
『うん…あっ!!…食品の買い物だけしていい??』
翔
『いいけど…俺後で行ってもいいよ??』
あや
『大丈夫!!ありがとう!!』
スーパーに着きあやがカゴを持つと
翔
『貸して?』
あや
『えっ!?平気だよこれくらい!!笑』
翔
『俺が居る時くらい甘えなさい??』
あや
『ありがと…疲れてるのにごめんね!?』いつも以上に大事にしてくれる翔に幸せいっぱいなあや
翔
『笑!米とか調味料とか重いものは今日買っちゃえば??』
あや
『そっか…そうさせて貰うね!?』
買い物を終わらせ
自宅に帰るとあいに報告のメールをし、安定期までは黙っていてもらう事になった
翔は事務所に連絡し
『メンバーには言っていい??メンバーが知っていてくれた方がいいと思うから』
あや
『勿論!!麻里と一也達もね!!』
こうして両親とごく一部の人だけがあやの妊娠を知った
あやが翔を見ると
パソコンをやりながら眠ってしまっていた為膝掛けをそっと肩にかけチラッとパソコンをみると
妊娠系の本の購入画面になっていた
あや
『……笑…』そんな幸せな妊娠生活の時の翔を書こうと自分の物とは別にもう一冊日記を書きはじめお昼を作る
翔
『……っ…』キッチンの音に目を覚ます
翔
『………笑…』お昼を作るあやを見て微笑む
翔
『おはよ!!…』
あや
『あっおはよ!!ちょうど出来たよ…食べる??後にする??』
翔
『食べる…気持ち悪い??』自分の分を野菜とスープのみのあやにたずねる
あや
『うん……ちょっと…でも栄養は摂らないとだよね』
翔
『そっか……』心配そうにあやをみる
あや
『笑!翔くん……あの……』翔にジッと見られ照れて赤くなる
翔
『笑!!……ごめんごめん……』