第4章 動く
仕事を終え翔にメールするあや
『お仕事お疲れ様です!!先に行ってるね??』
2人は会員制の岩盤浴で待ち合わせをしていた
あやの携帯が鳴る
あや
『はい!』嬉しそうに電話にでる
翔
『笑!!嬉しそ!!笑!!あやごめん20分ぐらい遅れちゃうから先に入っててもいいよ??』
あや
『じゃ〜着替えてお食事処に居るね?』
翔
『わかった!!笑!!お腹空いたのね??笑』
あや
『笑…そーなの!!でも、御飯は翔君と食べたいから、アイス食べる!!笑』
翔
『っ笑!じゃー悪いけど待ってて!!』
あや
『うん!!気を付けて来てね??』
電話を切り施設の服に着替えお食事処へ向かう
???
『あやちゃん』
あや
『えっ??あっ!!キリさん!』
キリ
『ここ来てたんだ!!』
あや
『はい…あっお水持ってくるの忘れちゃった買って来ますね』
キリ
『暇だし俺も行くよ』
あや
『笑!はい!!』
自販機コーナーに行くと床に水がこぼれていえ足を滑らせるあや
あや
『…っ…』
キリ
『危ない!!』
抱きとめるキリ、初めてあやに触れたキリは、とてもいい香りと華奢な身体に囚われる
あや
『!!っすみません!ありがとうございます!!』
キリ
『…………』あやを離さず強引に唇を奪う
あや
『…あの!!もう、ありがとうござ……っ!!!!!!っ…!!!っ』
必死にキリから離れようともがくあやの腕を強い力で抑え
あや
『…んん〜!!!!!!っ』
我にかえるキリ
キリ
『!!!ごめん!!!』その場を逃げるように去る
あや
『…………っ…』放心状態になる
他のお客さんが入ってくる
『すみませ〜ん』
あやは立ち上がり
『!!!っあっごめんなさい!!ここ滑っちゃって!!』
お客さん
『あっ!本当だ!!大丈夫ですか??』
あや
『あっはい!私店員さんに伝えておきます』笑顔でその場を去る