第23章 別れ
一也
『その書類!!』
翔
『行政書士で作ってもらったんだ』
一也
『櫻井さんが、怪我するとあや泣きますから俺が行きますよ』
翔
『何でだよ!!旦那として俺が解決してあげたいんだ、念のため証拠になるように録音と動画とっておいて、あやの泣き顔見たくないけど……ずっと家に閉じ込めとくわけに行かないし子供産まれるしね』
一也
『櫻井さん……だから連休とったんですか?アザとか中々消えないですよ仕事平気ですか??』
翔
『わからないよ!!笑!!けど…皆んなに迷惑かけるわけいかないから……一也なんとかメイクで隠して!!笑…腫れたらどーにもならないから、スノボーで転んだとかにするよ』
一也
『マジ気を付けて下さいよ!この辺に……あっあの家です』
ピンポーン
インターフォンを鳴らす翔
『はい…』
中から義也がでてくる
翔
『突然申し訳ありません、あやの事でお話しがありまして』
義也
『おぉースーパーアイドルさん!!とお前昔あったよな??で??あや返してくれる気になった??』
翔
『いえ、むしろ二度と会わないようサインを頂きにお伺いしました』
義也
『ふーん!とりあえず入れ』
玄関の中に入る2人
翔
『もう、ここで結構です』
義也
『そんなのサイン簡単にすると思う??あんなラクな女そういないでしょ??』
翔
『!!!っ…』黙って聞く
義也
『本当あいついいストレス発散道具になるだろ!!時にサンドバッグ、時に性処理、痛がるあいつの顔がもーたまんなくて……なんだかんだ、あんたも同じような事してんじゃない??笑』
一也
『!!!っ櫻井さんがそんな事するわけないだろ!!この…』
翔
『一也!!』怒る一也を冷静に話す為とめる
翔
『あやに今まで何をして来たんですか??』