第22章 過去
あきがその場から居なくなる
あや
『大丈夫ですよ!!お弁当はまた作りますから』お弁当を片付けはじめる
翔を見つけるお客さん
『あっ!!翔くん今!!…………』今起きた事を翔に話す
翔
『!!!っ…教えてくれてありがとうございます』あやの元へ急ぐ
翔
『あや?』翔が戻った時にはお弁当は片付いていた
あや
『あっ!ごめん…お弁当食べれないから…買う感じでいい??』
翔
『……あや…ごめんね??』
あや
『ううん!!何で翔君が謝るの?笑!!…それに、あそこのオカピの御飯もちょうど気になってたし!!あっちで食べない??笑!!いい?!』
お客さん
『あやちゃん………』
翔
『いいよ!オカピアイスだって…絶対食べるでしょ?』
あや
『うん!!食べたい!!笑』
あや
『じゃ〜お騒がせしました』
翔
『ありがとうございました』あやをいたわるように抱き寄せる
お客さん
『あやちゃん強いね……翔くんもあやちゃんが我慢してるからあえて合わせてる感じだよね……あやちゃんもここで本音は言えないだろーし……あっ』何かを思い出したかのように翔に話に行く
お客さん
『翔くんお弁当の写真撮ってあるから見てあげて下さいね』
翔
『!本当!?ナイスあや!!後で見せてね!!』
あや
『!!!笑!!うん!!』お客さんに頭を下げレストランへ向かう
翔
『あやおいで』物影に隠れるようにあやを引っ張り抱き締める
翔
『よく耐えたね…ここらなら大丈夫だよ』
あや
『……っ……』悔し泣きするあや
翔
『………』無言であやの頭をなで、あきに対する怒りを覚える
あや
『……っ…ごめんね!?もう大丈夫!!スッキリした』