第22章 過去
翌朝 翔の腕の中で目を覚ます
あやがそっと翔から離れようとすると
翔
『……おはよ…』
あや
『ごめんね!!起こしちゃったね!まだ寝てて?!』
翔
『…笑…手伝うよ!!』あやのお腹を撫で言う
あや
『ありがと!!けど…お弁当は、お楽しみにしたいから!!寝てて??笑』ワクワクした顔で言う
翔
『笑!!じゃ〜キッチンは覗かずに、出掛ける準備するよ!!色々必要でしょ??』
あや
『ありがと!!私の部屋に持って行きたい物まとめてあるんだけど…他にも必要な物あったら足しといてもらっていい??』
翔
『笑!!解った!』あやの頭を撫でる
あやはキッチンへ翔はあやの部屋に入るとそこには
今日着る予定であろう洋服とレジャーシートや除菌シートなどがキチンと並んで置いてあった
翔
『笑!楽しみにし過ぎだろ!笑』あやの用意していた物を鞄に詰めながら笑う
翔
『……一応膝掛け持って行くか』あやの身体を気遣いだいぶ暖かくなっては来ていたが、膝掛けも入れる
時は過ぎ準備万端で出掛ける
翔の運転でオカピの居る動物園に向かう
あや
『旅行の企画どこ行くのかな??』
翔
『うーん…妊娠中だしね〜あんまりハードだと困るね』
あや
『だけど、今回結構調子いいんだよ!!仕事お休みもらってるからかな??』
翔
『かもしれないね!!笑!!』
動物園に着くとあきと俊輔が入り口にいた
あき
『あぁ〜!!翔!!』
翔
『嘘だろ!?』
あや
『!!!っ』
あき
『凄い!!こんな偶然ある??せっかくだし一緒にまわろ〜!!』
翔
『嫌です!!本当偶然かよ……あや行こう?』
あき
『ええ〜いいもん付いて行くから!!笑』
翔
『はぁ〜!!マジ勘弁して!?』
あき
『いいじゃん!!』翔の腕に手を回す
翔
『離しなさい!!』あきの腕を振り払う