第14章 箱根旅行
香奈
『私もおんぶして欲しい!!』
一也
『お前もかよ!!笑!!どーぞ!?』
翔
『あっ!!増えた!!笑』
あや
『………ん??……本当だ!!笑』
翔
『!!笑…今寝てた??笑』
あや
『!!いや!!寝てない…多分!!』
翔
『多分!!って!!笑!!』
あや
『翔くんの匂い落ち着くから大好き』ピタッとくっ付く
翔
『!!っ…!!!!』射抜かれる翔
あや
『……翔くん…』
翔
『…っ…何??』
あや
『……嫌いにならないで……』弱々しい声で言う
翔
『!!!何言ってんの!!なるか!あり得ない!』
あや
『………うんっ……』泣くのを必死に堪える
翔
『……そんな風に一回も思った事ないから安心して』
あや
『……うん…ありがとう……』
翔は入院してからあやは、そんな事を考え苦しんでいたのかと気付きおぶる腕に力が入る
あや
『…………』涙を静かに流す
翔
『………っ……』
翔
『……俺は、もうあや失ったら生きていけないよ…きっと……一回別れて思い知ったから!!笑』
あや
『……私も……生きていけない……身体の水分無くなって死んじゃう』
翔
『笑!!そんな!?笑』
あや
『うん!!自分でもビックリした!!笑』
翔
『俺も!!笑!!正直…女の事で自分があぁなると思って無かった!!笑』
大野さん
『俺も…あの時の翔ちゃんは本当見てられなかった』
翔 あや
『!!!!!!』
大野さん
『いや〜〜夫婦っていいね〜!!』
翔
『聞いてたの??』
大野さん
『だって、目の前で喋るから!!』
翔
『マジ!?ハズ!!笑!!』
あや
『笑!!』