第14章 箱根旅行

香奈
『ヤバイ！！これ結構ハード！！』


一也
『笑！！ほら！！』手を差し出す


松本さん
『平気？？』


あい
『大丈夫です…笑』


松本さん
『体力あんねー！！笑』


あや
『…はぁはぁ…』


翔
『…あやおんぶしよっか？？』


あや
『…大丈夫…ありがと…はぁはぁ』


翔
『無理しないの！！』


二宮さん
『具合悪くならないうちにね？？あやちゃん』


大野さん
『俺らも見てて辛いし！！』


あや
『すみません…私……』


相葉さん
『何か気にしてる？？気にしないでよ！？そもそも2人の旅行に俺らが付いてきたんだから』



二宮さん
『あやちゃんと旅行なんて楽しいですしね』



大野さん
『うん！！水着姿も可愛いかった！！』



翔
『笑！！水着姿は即忘れて下さい！！笑！！あや？？おいで？？』


あやの腰に自分の上着を巻く


あや
『？？？何？？』


翔
『後ろに、尻見られたくないでしょ？？』っと言いながらあやのフードをかぶせあやをおぶる


翔
『あや……また痩せたろ！！』


あや
『翔くん……本当にごめんね？？』おんぶされながら翔の耳元で言う


翔
『笑！！気にしないの！！これはこれで俺は幸せだから』


あや
『ありがと……』周りに迷惑をかけてしまう自分が悔しくて涙を静かに流す


その涙に翔と二宮さんだけ気付く


二宮さん
『はぁ〜俺も疲れた！！相葉さんお願いします』


相葉さん
『はぁ？？自分で登れよ！！』


二宮さん
『いいじゃないですかぁ〜〜！！お願いしますよぉ〜〜！！』


相葉さん
『笑！！よし！任せろ！！』ニノをおぶる


二宮さん
『よっこらしょ！！っと』


翔
『………笑…』ニノの優しさに気付く


翔
『あや見て？？』


あや
『…笑……』涙目でクスッと笑う