第13章 前進
翔
『…いくよ??』消毒をかける
あや
『…っいっっ!!………』しょんぼりする
手当てをして翔
『はい!おしまい!!よしよし頑張ったね!火傷の時とか刺し傷よりは全然平気でしょ??あや構えるから緊張して余計痛く思っちゃうんだよきっと…』
あやが顔を上げると瞳に涙をためて翔にくっ付く
相葉さん
『笑!!』
大野さん
『ヤバイよね??』
二宮さん
『あぁ〜可愛い過ぎ!!』
翔
『やっぱ痛いものは痛いか……結構しっかりひっかかれてたし……さて飲みますか』あやの頭を撫でる
あやと翔が一緒に準備をする
翔
『今日何してたの??』
あや
『掃除して買い物行って………』
翔
『どうした??』
あや
『お家に居た』
翔
『何??今の間!!』
あや
『何かね??帰りに繭さんにたまたま会っちゃって……』
翔
『!!!それで??どうしたの??』あやが刺された時を思い出す
大きな声を出した為3人も2人を見る
あや
『凄く謝ってくれて……もう大丈夫ですからって言ってバイバイしたよ』
翔
『そっか……あや…』その場に座り込む
あや
『翔くん?!大丈夫??』心配そうに翔の顔を覗く
翔
『うん……笑…何も無くて良かった!笑』あやの顔を撫でる
あや
『翔くん……』翔がどれだけ心配してくれて居るのか考え涙ぐむ
翔
『笑…泣かないでよ〜……笑…』軽くホッペに唇を落とす
あや
『!!!っ……』赤くなり微笑む
翔
『笑!!…』
二宮さん
『あの〜そろそろ俺ら居る事気付いて貰ってよろしいですかね??』
翔
『笑!!…わかってますって!!』お酒と出来ているつまみを持ち4人で飲み始める
あやがキッチンで作っている姿を見て微笑む翔
相葉さん
『あやちゃん可愛いよね〜』翔に耳打ちする