第1章 出会い、そして始まる。
私は今日から地元のダンスチームに入ることになった
きっかけなんて単純で
ただ、母親にやってみないかと言われたからで
私自身は、ダンスなんてやったことが無くて
不安がいっぱいで仕方なかった
スタジオに入ると、女の子だけではなく
男の子も何人かいた
「初めましての人?
私ミヨ、先週入ったばっかりなんだっ」
よろしくっ!と握手を求められた
入るつもりはなかった
ただ、この人に会うまでは
「ミヨ、この子新しく来た子?
「そうだよ、カノンちゃんって言うの」
目の前に現れたかっこいい男の子
「初めまして、俺はハヤト」
「私、カノンです。
よ、よろしくっ」
「おう、よろしくなっ」
一目惚れ
そう言うのだろうか
初めて見た瞬間
心臓が高鳴った
その後もおさまることはなく
私はダンスを習う事にした