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淡い恋心

第4章 はじめて【跡部/B】



「まだいけるよな?歩夢」

『も、もう良い!』

「俺はまだイってねぇぞ……ほら、まだまだ硬いだろ?」

『や、やだ!もうしないでぇ……』

景吾に触られるのは確かに気持ち善いが、達する時の感覚にすっかり怯えてしまった歩夢は、涙目になりながら首をふりふり横に振って必死に抵抗する。
がその顔は景吾を興奮させるものにしかなく、支配欲を高めるだけ。

景吾はズボンから自身を取り出すと、歩夢の自身と一緒に片手で握り締め上下に扱う。
相手に見せ付ける様に、その指は厭らしく動きクチュクチュと水音を立て始める。

『やァあ!……っ……もう良ぃよ~!』

「ほら、お互いのが擦り合って気持ち良いだろッ?つーか、あんま年離れてねぇのに、大きさがこんなに違うとはな」

『景兄がっ……デカすぎなんだよぉ』

「お前はデカくならなくて良いぜ?可愛くなくなっちまうからな」

『やだぁ!チンチンはデカいのがぁ……んぁあ!』

歩夢自身は景吾の半分以下のサイズ。
その可愛さにゾクゾクしてしまう景吾だが、口答えをする相手に胸の蕾をカリっと甘噛みしてやる。
胸への愛撫も忘れず舐め続けて互いの自身も激しく扱き、そして歩夢の玉袋も揉んでやれば、イキそうな反応を見せ。

『ひゃぁあ!景っ……兄ぃい!』

「俺も出るッ……ん゛ッ……」

二人同時に絶頂を迎えると、歩夢のパジャマへと欲を吐き出す。
その量も景吾の方がやはり多い。
息を整えて歩夢の方へ視線を向けた景吾は、失神してしまった相手に一瞬固まってしまった。

(ガキ相手に何やってんだ……俺……)









歩夢は嫌がっていたわりに、あれから毎朝の様に景吾の寝室を訪れては抜いて貰っている。
しかし、それより先はもうちょっと後のお話……



Fin.

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