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帝王とあたしの関係

第7章 噂


翔sade


家に帰ると
いつもの乃愛じゃなかった





乃愛がTVをつけると、
俺と石原優香の熱愛を報じている






まさか、これ!?



「乃愛⁉︎まさか、これ信じてる⁉︎」

「だって、TVが言うんだもん。。。」



完璧にTVを信じてるよ


まぁ、そう思うのもしょうがないか
撮られた俺も悪い



けど!本当に、石原優香とはなんもないから!





「違うから!石原優香とは付き合ってないから!」

「じゃー、誰と付き合ってるの〜?」

「乃愛に決まってるじゃん!」

「翔くん嘘ついとる〜〜!」

「ついてねーよ!ちょっ、泣くなよ‼︎馬鹿」




乃愛は、泣くのと同士に熊本弁が出てきた笑





これじゃ、ほんとに俺が浮気してるみたいじゃねぇか



「ほんとに、付き合ってない?」

「うん!ほんと!本当だから!」

「…ならよかった。」




久しぶりに俺もこんなに必死になったな




俺は、ソファに座って今までの出来事を整理した





まず、石原優香はなんで乃愛がここにいること知ってるんだ?




そう考えていると、ケータイが鳴った




石原優香からの着信だった


着信が鳴ったのと同時に乃愛も俺を見ている。
しかも、怪しんでいる目で…





俺は迷わずすぐ、電話に出た




「もしもし」

「あっ、櫻井さん、先日打ち上げの後撮られちゃったみたいですね…」

「あぁ。でも、大丈夫だよ。実際なにもない訳だから」

「でも、熱愛ってなってますよね?あたしー、事務所には、否定しないつもりです」




こいつ、何言ってんだ

俺はリビングから出た




「は?何言ってんの?あの時相談に乗っただけだろ。俺、大切な人いるから」



「女子高生ですかぁ?確かー、乃愛ちゃんだっけ?」


なんで、知ってんだよ。名前まで




俺は言い返せなかった




「明日、こないだの店に来てください。時間は仕事が終わってからでいいです。来たら、ちゃんと教えてあげるんで。じゃ、また連絡しま〜す!」




電話が終わってからも、俺はその場から動けなかった




気になったのか乃愛はこっちまできた




「翔くん…?」



俺は乃愛を抱きしめた


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