第4章 最悪のピンチ
乃愛sade
あたしは、着替えて
うつむいたままいた
翔くんは、あたしを優しく抱きしめてくれて
あたしを抱っこして
ソファに座った
あたしは翔くんの膝の上にいる
後ろから抱きしめてくれてる
「乃愛ー、言える範囲で良いんだけど、何された?」
「えっと……キスされたりとか舐められたりとか…」
「あと、カメラまわしてた…」
「カメラか…カメラはどうにかするよ」
「どうにかって?どうすると?」
「出回らないようにするから。詳しくは知らなくていいよ」
よく、分からなかったけどあんまり詳しくは聞かなかった
「ねぇ、キスしていい?」
あたしに気を遣って聞いてきたんだと思うけど。
あたしは、コクリと頷いた
翔くんは、あたしにキスをした
あんなやつよりもずっと優しいキス
「今日は、これくらいにしとくか」
「えっ?」
「まだ、物足りない?笑」
いつもみたいに、ニヤッと覗き込んできた
「ち、違うよ//!!」
「ほんとかなぁ〜?笑」
「あ、あたし今日疲れたから寝るね!おやすみなさい!」
あたしは、翔くんよりも先に寝た