第18章 それぞれの道
「今日は、俺から言っとくから仕事休みな」
「うん。。」
とてもじゃないけど、人前に出れるような身体じゃなかった。精神的にも
「じゃ、行ってきます」
「行ってらっしゃい」
裕也が仕事に行ってからやっと恐怖というものはなくなった。。
あたし、やっていけるのかな。。
ずっと暴力振るわれ続けるの?
嫌だよ。。
その時丁度、ケータイが鳴った
翔くん!?
画面をみると、ニノだった。
翔くんと別れてから
そのまま嵐のメンバーとも連絡をとらなくなった
「…もしもし。。」
「乃愛?おまえ泣いてんの?」
「…泣いてないよ?笑」
「無理に笑わなくていいから。どーしたんだよ?」
「そんなことないよ?笑 ニノこそどうしたの?」
「…乃愛の声急に聞きたくなったから電話した」
「…なになにー?笑 あたしに逢いたくなった?笑」
冗談交じりに言ったら
「うん、会いたい。泣いてる乃愛の声聞いたらほっとけないし。いまどこ?」
「ごめん。切るね。。」
「おい、乃愛!!」
ごめんね。。こんな自分見せれないよ。。