第12章 どうして…
向こうにつき、病室へと行くと河合さんがいた。
潤「茜の様子は?」
河「はい。まだ、意識が戻っていなくて…。」
翔「そんな…」
河「ドクターの話だと、気流に巻き込まれたそうで」
二「気流…」
河「ええ。たまにあることなんですが…」
茜は目を閉じたままだった。
松潤が近づいた。
潤「まったく、帰り際に事故るってそれじゃ意味
ないだろ。」
反応はなかった。
潤「おい!目を覚ませよ!!おい…!!」
続くように相葉ちゃんも泣きじゃくりながら駆け寄っていった。
相「茜!目を覚ましてよ…っ!!」
2人とも必死だった。
でも茜の反応はない。
翔「もうやめてよ、2人とも…。」
潤「やめてよって翔ちゃんは平気なのかよ!!」
俺もついこらえていたものが全部出たような気がした。
翔「平気なわけないだろ!!でも…ここで騒いだって
何も変わらないよ…」
リーダーも泣きじゃくっていた。
「み…な…」
茜の声が聞こえた気がした。