第11章 ドイツ
((プルル、プルル))
電話の音がして、見てみると国際電話らしい。
茜かな?と思ってとってみた。
『櫻井翔さんですか?
私はドイツで日本人インストラクターを
している河合ですが』
翔「え、はい。櫻井です。もしかして茜のことですか?」
メンバーもいたので興味津々で俺を見ていた。
河『二葉茜さんが、本日帰国されることは
ご存知ですよね?』
翔「ええ。」
河『実は今、帰りの飛行機で事故にあったそうでして』
翔「そんな…」
河『それで今、病院ですが意識も戻っていなくて…』
どういうことだよ…。事故って。
河『こちらへは、来れませんよね?』
翔「えっと…わかりました。相談してみます。
また、かけなおしてもいいですか?」
河『承知しました。失礼いたします。』
切った途端、俺は座り込んだ。
潤「翔ちゃん?!」
相「どうしたの?!」
翔「茜が、向こうで飛行機事故にあったって。
それで意識が戻ってなくて、こっちにこれたらって。」
青ざめた顔で言っているのが自分でもわかる。
二「そんな…」
潤「ジャニーさんに相談してみる…?」
相「いけないかって?」
翔「うん。事務所へいこう!」
俺たちは事務所へとかけだした。