第2章 ※裏展開アリ
慣れた手つきでブラジャーを下にずらされ、先端の突起を弄ばれる。久しぶりの刺激に思わず甘い息が漏れてしまった。私の反応を暫く楽しむと、竜崎は立膝をやめてソファに普通に座り、上に乗るように指示してきた。
僅かに残っていた理性の部分で、私は、普通に座る彼を見られるのはなかなかレアだな、なんて考えてしまう。
彼の上に跨ると、たくし上げたスカートの中身と、男のジーンズの窮屈そうに持ち上がった部分とが触れ合う。竜崎は私の良くなる場所を探るように腰を擦り付ける。既にスイッチの入りかかった私の雌はもう、彼の僅かな律動に感じてしまっていた。体の奥が、甘く、疼いている。
「…竜崎、それいじょうは、だめ」
「駄目ですか?気持ち良さそうですが」
黒い瞳が不思議そうに聞いてくる。
「…したくなっちゃう、から…」
「本能に従うのは良いことです。それに悪いようにはしないしません。私結構上手いですよ?」
男は動きを止めない。もう何も考えられなくなっていた私は自然と首を縦に振ってしまっていた。彼はわたしをお姫様抱っこして、寝室まで連れて行きベッドに優しく沈めた。心地いいスプリングの揺れ。わたしもまた、理性と本能の間で揺れている。