第9章 花火大会【土方十四郎】
凛「ふんふんふ〜ん♪あっしたは楽しい花火大会〜♪」
凛はかぶき町で浮き足立っていた。
凛「えーっと、お店は…どこかな。」
だが普段あまり来ないためか、目的のお店が見つからない。
困ってキョロキョロと辺りを見回していたところ、あるゴリラに声をかけられた。
近「お!凛ちゃんじゃないか!って"あるゴリラ"って何!?普通"ある男性"だよね!?」
凛「あ!ゴリラ局長!お久しぶりです。」
近「俺、近藤!けつ毛ボーボーだけど近藤!」
言わずもがな、真選組の近藤であるゴリラ局長であった。
近「そこ、"真選組のゴリラである近藤局長"だよね!?あ、ゴリラって認めちゃった。」
凛「局長ともあろう人がこんな所で何してるんですか?私服だし。」
近「今日は俺は休みなんだ。これからお妙さんの後をつけようと思ってたんだ。」
警察が白昼堂々とストーカー宣言してていいんだろうか。
大丈夫か、日本。