第25章 反省会【佐々木異三郎】
「あ…ぃやあ…っ!!」
ある一点を佐々木の指が掠めた時、凛の体が大きく跳ねた。
佐々木は一瞬目に怪しい笑いの光を浮かべ、更に強く押した。
「あぁ!…そ、やっ!…んあ…っ!!も、だめ…ひ、イ…」
目に涙を浮かべながら凛は佐々木の指を一際強く締め付けた。
絶頂を迎える…その瞬間
「イかせませんよ。」
「…ふぇ?」
佐々木は指を引き抜いた。
完全に寸止めを食らった凛は、下の口をフルフル震わせながら呆けてしまう。
「私はこれでも怒っているんです。そう易々と気持ちよくさせませんよ。」
そばにあるティッシュを取って指に付いた愛液を拭き取る。
そして凛の前の一人用ソファにドカリと座った。
「そんなにイきたければ、自分でしてみなさい。私の目の前で。」
恥ずかしい姿を上司の前で、自ら晒さなくてはならない。
普通なら耐えられる恥ずかしさではない。
だが凛の体は絶頂を欲していた。
他の逃げ口を考える余裕もないくらいに。
「……ん……んむぅ…」
「いい子です…そのまま足を開いて、私によく見えるように。」
凛は自分の秘部にそっと指を入れた。